前立腺肥大症の薬ザルティアでEDが治る

最近、話題になっている、前立腺肥大症の薬でEDが治るという話。尿がなかなか出ない前立腺肥大症は40代からその症状が出る人もいます。その治療薬が実は勃起障害(ED)にも効果があるというのをご存知ですか。

40歳代後半から始まるホルモンバランスの変化

加齢やホルモンバランスが前立腺肥大の原因とされていますが、この前立腺肥大症の治療薬の一つが、なんとバイアグラよりも効くというのです。新薬として保険適用される「タダラフィル」という物質は、商品名が、「ザルティア」です。ところが、この薬、実は、商品名「シアリス」として、自費診療ではバイアグラ以上に使われているED治療薬なのです。アメリカではすでに2011年から、EDと前立腺肥大症の両方に使われ、日本でも、シアリスはすでにバイアグラを超える人気です。バイアグラよりも、マイルドでありながらしっかりと効くというのです。

保険が利けば、一錠あたり30円ぐらいですむ

シアリスよりも安価なザルティアを使えばお得になり、これまでの自費診療と比べ、タダみたいな安さになります。さっそく、泌尿器科で、前立腺肥大の薬「ザルティア」を処方してもらいましょう。もちろん、前立腺肥大症の診断を受けないと、処方されませんので、夜間の頻尿などの症状がある必要があります。前立腺を超音波検査すると肥大があるかどうかすぐわかります。内科等はそこまで検査をしないで、問診だけでザルティアを出してくれる
クリニックもあるかもしれません。実際、開業医の内科医も、前立腺肥大症の内服薬を処方している医師も多く、その場合、前立腺肥大の有無は、患者からの問診のみで診断しているケースも多いようです。

夜間の尿回数が二回以上あれば前立腺肥大症を疑う

前立腺肥大症の症状でもっとも多いのは夜間にトイレに起きる回数が増えることです。おおむね一晩で二回以上の尿回数があれば、前立腺肥大を疑うのが一般的です。泌尿器科では、問診の後、前立腺エコー検査を行うのが標準ですが、内科医院や内科クリニックでは、前立腺エコー検査の装置が置いていないため、多くは問診だけで、前立腺肥大症とカルテに記載し、保険診療で、ザルティアを処方してくれます。もちろん前立腺肥大症の薬はザルティアだけではありません。何種類もの薬がありますので、患者側が、あえてザルティアを希望する必要があります。外来で医師に率直にザルティアの処方を依頼できるだけのコミュニケーションを医師と患者のあいだで確立しておく必要があるといえるでしょう。